2015年1月30日金曜日

お座布団ラグ

 今年はひつじ年ということで、北欧のウ-ルマットをご紹介します。
座布団サイズのその名も「お座布団ラグ」。

 



 ダイニングの椅子にピッタリ!
クッションのない無垢の木の椅子なので、冬の間はマットを敷くと、お尻が暖かくて柔らかくて具合が良いです。色もきれい、リバ-シブルで楽しいです!

 私が結婚前に手織物を習って大変お世話になった豊橋の「Finlandia」が制作していて、ハンドメイドの作品を販売するサイト「iichi」に出品されています。

 実用性だけでなく、お部屋のインテリアとしても目を楽しませてくれるウ-ルマット、素敵なデザインのものがたくさんあり、見るだけでも楽しいのでぜひ覗いてみてください!
 

2015年1月17日土曜日

蒲郡うどん

 二泊三日で実家に帰省しました。
私の故郷は愛知県蒲郡市という海辺の町です。
 

 毎年初詣に行く竹島。長い橋を歩いて渡り、石段を登ると神社があります。
橋の上は風が強く寒いですが、その試練のおかげで気が引き締まり、新年を清々しい気持ちで迎えることができます。


蒲郡名物、日本一のご当地うどん、アサリが入ったガマゴリうどん
美味しいですよ!!

 蒲郡の海辺にある竹島水族館、小さいですがユニ-クな展示がおもしろくて、帰省の度に出かけて魚の写真を撮ってきます。中島林産水槽楽部のブログに投稿してありますので、そちらもぜひご覧ください!
 

2015年1月12日月曜日

匠味米

 成人を迎えた皆様、おめでとうございます!
 今日はサッカ-の決勝もありますね!前橋育英ガンバレ~

 去年から使い始めた精米機「匠味米」。料理人道場六三郎さんの協力で作られたという人気の精米機です。買うと12,000円くらいするのでしょうか…私はス-パ-のグリ-ンスタンプを気長に何十枚もためて交換してもらいまいた。

 とても便利です!なによりコンパクト、小さい炊飯器くらいの感じで場所をあまり取りません。好みに合わせて精米の程度を設定でき、古米をフレッシュにしたり、無洗米に仕上げることもできます。1合からできるので、こまめに食べる度に精米し、いつも美味しいご飯が食べられます!

 ぬかを捨てるのも、手入れも簡単で、一昔前の精米機のイメ-ジがすっかり変わってしまいました。やはり搗きたてのお米は美味しいですよね~ 自分で毎日使ってみて、おススメできる精米機です。


2015年1月11日日曜日

黒豆リッツ

 月日が経つのは早いですね~
1月ももう10日を過ぎました・・風邪やインフルエンザが流行っています。くれぐれも体調には気をつけてお過ごしください。

 おせちの黒豆、まだ残っていますか?もしあったらぜひお試しください。リッツの上にクリ-ムチ-ズと黒豆、そしてリンゴのスライスをのせてオンザリッツ!
 栗の甘露煮も余っていたので、刻んでのせてみました。リッツの塩味、リンゴの酸味、黒豆と栗の甘さ(黒豆一個のせるとけっこう甘いので半分に切るのもいい)、お好きなバランスでどうぞ!
 
 

 のせるものはリンゴだけ、黒豆だけでももちろん美味しいです。いずれにせよクリ-ムチ-ズは必要、チ-ズがないと一体感が出ません・・
今年は奮発してデンマ-クのクリ-ムチ-ズを使ってみたら、濃厚さが増し、とっても美味しかったです!
 

2015年1月6日火曜日

 海のリズム   2003年秋 通信ティンバ-ライン創刊号より 

 私が生まれた頃、海の向こうでボサノヴァという音楽が誕生した。ボサノヴァのリズムを生み出し、「イパネマの娘」などを歌って世界的に有名になったジョアン・ジルベルトが先月初来日し、そのコンサートに行って来た。
 広いステージでたった一人、ボサノヴァの神様がギタ-を弾(はじ)き、歌い始めた。単調だが心地よいリズムが続いていく。まるで穏やかな海の波のようだ。

 目の前に三河湾が広がる海辺の町で育った私は、気持ちの晴れない時や、何か悩み事があったりすると、自転車に乗って海へ行った。堤防に座って、波の音を聴き、きらきら反射する陽の光を眺めていると、心が静かに落ち着いた。嫌なことも不安なことも、消えてなくなるわけではないけれど、まあ、いいか‥そろそろ帰るかなあ‥という気分になったものだ。海がない場所で暮らすなんて、私には想像できなかった…

 群馬にいる時は、頭の中に三河湾の静かな海をイメ-ジしながら生活している。自分の中にある持って生まれたリズム、自然に身に付いたリズムは、それがなくなると自分でなくなる。そのリズムを忘れないようにボサノヴァを聴いているのかもしれない。
 
 些細なことで怒ったり言い争いをする人を見ると、心に海がない人だなあ、と思う。大抵のことは表面で起こる細波(さざなみ)のようなものなのに。心も海と同じように、思っているよりずっと広くて深いものなのだ。

 ギタ-を弾(はじ)くジョアン・ジルベルトの指先をずっと見ている。悲しいこと、幸せなこと、話すように歌っている。なんだか、無邪気な子供が棒きれで砂浜に絵を画いているようだ。
 聴いているうちにだんだん苦しくなってきた。さっきまで気持ち良かったはずなのに。弾き続けられるギタ-のリズムが、波ように、次々とその絵を掻き消していく。楽しい絵も寂しい絵も。この世界に起るすべてのことを… 残るのは砂浜と終りなく打寄せる波。
 
 神様と呼ばれるだけあって、ジョアン・ジルベルトはこの世の無常を教えてくれた。ボサノヴァを聴くのがちょっと怖くなった。